2009-01-01から1ヶ月間の記事一覧

「ぼくはくたばりたくない」ボリス・ヴィアン

こういう言い方はボリス・ヴィアンさんに失礼かも しれませんが、お茶目というか、なんだか可愛らしくて、 読んでいて思わずクスッとしてしまうところが多々あります。 それと、距離感が近いというか、息遣いを身近に 感じられるんですよね。まるでバーのカ…

「うつむく青年」谷川俊太郎

谷川俊太郎さんの本には好きなものがたくさんありますが、 中でもこの詩集は何度も繰り返し読んでいます。 谷川さんがあとがきに 「いわゆる現代詩が現代音楽とすれば、この本に収めた 作品はポップスにたとえてもいいようなものも多く」 と書かれているとお…

「ランボー詩集」アルチュール・ランボー

僕が学生の頃に夢中になって読んだのは、清岡卓行さんが訳した 「新訳 ランボー詩集」(河出書房新社刊)だったのですが、 もう絶版になってしまっているようです。 味のあるランボーの肖像画が装丁になっていて 「韻文詩篇」「地獄の季節」「イリュミナシオ…

初ブログ

ブログを始めてみようと思いまして、 よく分からないながら手探り状態でやっております。日記というほどのことは書けないので、せめて 好きな詩集や小説や映画などをご紹介できればと 思ったのですが、こんな感じでいいのでしょうか? テスト的に自分の著書…