2011-11-01から1ヶ月間の記事一覧

雑誌掲載予定について

先ほどご連絡をいただきまして、 やなせたかしさんが編集されている 『詩とファンタジー』かまくら春秋社(2012年1月19日発売号) に詩が掲載されることになりました。 昨年4月にも「夕焼けの種」という詩を載せていただきまして、 今回は二度目の掲載となり…

「突然訪れた天使の日」 リチャード・ブローティガン

僕はビート・ジェネレーションだかビートニクだかについてはよく分からないのですが、ブローティガンさんの詩には理屈抜きに惹かれるものがあります。 まず、この本を一読して誰しもが思うのはおそらく一編が「短い」ってことですよね。三行とか四行とかの詩…

「かぜのひきかた」 辻征夫

辻征夫さんの詩集をもっと読みたくて探していたら、絶版になってしまっているのかなかなか手に入らないものがあったため、しばらく現代詩文庫の「辻征夫詩集」を読んでいました。 しかし、読んでいるうちにやはり詩集単位で読みたくなり、結局インターネット…

「雲の映る道」 高階杞一

高階杞一さんはとても好きな現代詩人の一人で、以前このブログに書いた『キリンの洗濯』と、この『雲の映る道』は何度も読み返しています。 どの詩もたいへん分かりやすく、とてつもない想像力とユーモアに満ちているのですが、どこかほろ苦く物哀しい。詩の…