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「うつむく青年」谷川俊太郎

谷川俊太郎さんの本には好きなものがたくさんありますが、
中でもこの詩集は何度も繰り返し読んでいます。


谷川さんがあとがきに
「いわゆる現代詩が現代音楽とすれば、この本に収めた
作品はポップスにたとえてもいいようなものも多く」
と書かれているとおり、親しみやすくリズミカルな
詩が多いです。


僕はわりと「ポップ」な詩というのが好きですし、
自分でもそういうのが書けたらいいなと思っています。
現代詩の世界も、全体的にもう少しポップなもので
あってもいいのになとすら思います。
単に軽いとか通俗的という意味ではなく、
「易しくて」「優しい」というのが僕なりの
「ポップ」の解釈です。


この詩集の中で僕が特に好きな作品は
「うつむく青年」
「大きなクリスマスツリーが立った」
「おべんとうの歌」
「後悔」
「嫉妬」
です。


とりわけ「後悔」と「嫉妬」は読み返すたび、
溜め息が出るほど素晴らしいなあと思います。


詩集 うつむく青年

詩集 うつむく青年